ヒマラヤ水晶 (ガネーシュヒマール)
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サイズ:81mm×58mm×30mm ※最長部分を計測
重さ:137g
石の産地:Dhading,Ganeshu himal,Nepal
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ネパールを訪れた際に 現地で沢山の水晶と出会い、 1つ1つ手に取り選んだ結晶の中からのご紹介です。
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山もしくは岩のような、どっしりとした佇まいの結晶。
力強い印象ながらも石肌全体に刻まれた条線や凹凸は彫刻品のように美しく繊細。
しっとりと瑞々しい透明感、光沢感からは、山水のような尖りのない清澄さを感じます。
付着した側面から侵食、インクルージョンとなっているのはクローライトやマイカ。
横から覗くと、シルバーに輝く宇宙的な角閃石(針状)も内包されているのを確認できます。
渋さと光の輝きと、そのどちらの印象も受ける水晶。
厳しい環境であるガネーシュヒマールの自然そのものを映し込んでいるように思います。
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大陸の衝突という大いなるエネルギーによって隆起して生まれた、世界最高峰のヒマラヤ山脈。
古来より聖なる山、神々の住まう山として深く信仰されてきました。
ヒンドゥー教の中で象頭を持つ神・ガネーシャが守る山を意味するガネーシュヒマールは
ヒマラヤ山脈の中央、ネパールとチベットの国境に位置する山々。
ガネーシュヒマールの水晶は、なだらかな曲線を描き、どっしりとしたおおらかさを感じるものであったり
緑泥のクローライトを含み、尖りのあるシャープな形状を持つものなど、土地ならではの特徴が見られます。
水晶の採掘権を持つ一部の民族の人たちの住む村までは、車を乗入れることのできる場所から徒歩で2,3日
採掘場所には、彼らはそこから片道3日程かけて辿り着きます。
厳しい自然環境である山岳地帯であるため、採掘できる季節は1年の中でも限られており、1つ1つ全てが手で採掘され
全体的な採掘量は決して多くはなく、その中でも透明度の高い高品質のものはほんの一部。
非常に希少なものであることが想像できます。
ヒマラヤの麓から届けられるまでの過程に寄り添いながら
手元に巡ってきた水晶との縁を感じていただけたら幸いです。