ヒマラヤ水晶(ガネーシュヒマール) 11[レコードキーパー,セルフヒールド,レインボー]

CR06062202

15,000円(税抜)





ヒマラヤ水晶 (ガネーシュヒマール)

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サイズ:48mm×77mm×60mm ※最長部分を計測

重さ:243g

石の産地:Dhading,Ganeshu himal,Nepal
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ネパールを訪れた際に 現地で沢山の水晶と出会い、 1つ1つ手に取り選んだ結晶の中からのご紹介です。

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/br> どっしりと根を下ろしたような形状に、安定感ただようクリスタル。

先端のファセット面全てにびっしりと刻印された△のレコードキーパーに、底面の一部や側面に見られるセルフヒールド(自己修復、再結晶化)。
これらは深淵な時の流れの痕跡、記憶のあらわれのように思います。

片側の広い側面全体には微細な結晶が散りばめられ きらきらと輝き、
内側にはパステルカラーのやわらかな虹が。

丸みのある結晶全体のかたち、白い輝きを纏った雪山のような佇まいはとても女性的で
堂々とした力強さとともに、包み込まれるような優しさも持っているように感じます。

手のひらに乗せたときの収まりも丁度良く、底面がひたりとフィットする感覚には
ずっと乗せていたい、手放せなくなるような心地良さがあります。

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大陸の衝突という大いなるエネルギーによって隆起して生まれた、世界最高峰のヒマラヤ山脈。
古来より聖なる山、神々の住まう山として深く信仰されてきました。

ヒンドゥー教の中で象頭を持つ神・ガネーシャが守る山を意味するガネーシュヒマールは
ヒマラヤ山脈の中央、ネパールとチベットの国境に位置する山々。

ガネーシュヒマールの水晶は、なだらかな曲線を描き、どっしりとしたおおらかさを感じるものであったり
緑泥のクローライトを含み、尖りのあるシャープな形状を持つものなど、土地ならではの特徴が見られます。

水晶の採掘権を持つ一部の民族の人たちの住む村までは、車を乗入れることのできる場所から徒歩で2,3日
採掘場所には、彼らはそこから片道3日程かけて辿り着きます。

厳しい自然環境である山岳地帯であるため、採掘できる季節は1年の中でも限られており、1つ1つ全てが手で採掘され
全体的な採掘量は決して多くはなく、その中でも透明度の高い高品質のものはほんの一部。

非常に希少なものであることが想像できます。

ヒマラヤの麓から届けられるまでの過程に寄り添いながら
手元に巡ってきた水晶との縁を感じていただけたら幸いです。